2020年のANZAC DAY

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4月25日はANZAC DAY(アンザックデー)と呼ばれる戦争で亡くなった軍人への追悼日です。

ANZAC DAYとは

ANZAC Dayとはオーストラリアでは一番大切な日の一つです。1915年4月25日は第一次大戦時にオーストラリアとニュージーランド軍が初めて軍事的行動を起こした日となります。そして1916年に戦時中にに命を落とした軍人たちを追悼する記念日と決められました。

それから第二次世界大戦中に軍事的行動により命を落とした人達全ても含め、現在に至るまで毎年この日に追悼式が各地で行われています。

この日は国民の休日として各州お休みに制定されています。今年のANZAC DAYは土曜日の為、ACTとWAのみ月曜日が振替休日となるようです。

何をする?ANZAC DAY

ANZAC DAYは夜明け午後の2回に分けられて行事が遂行されます。

夜明けの追悼式(dawn service)はとてもフォーマルで各地の戦争慰霊碑の前で行われます。そして午後の部では戦争に参加した人を筆頭に街中で行進などが見られます。


夜明けの追悼式では通常記念碑があるところに集まり、集団で追悼をします。その他に黙祷、歌斉唱、ライフル銃の発砲などがあります。しかし今年はコロナの規制の為今までとは違ったやり方で追悼をしています。

パースでは朝5時59分、夜明けと共にキングスパークの戦没者慰霊碑の前でトランペットの音が響き渡りました。

しかしその周りには通常いる訪問者が今年は他に誰もいませんでした。

 

今は集会などは規制がかかっている為、今年のANZAC DAYはいつもと参加の仕方が違っています。

テレビとインターネットでの中継

色々なテレビ局が中継をしてたりドキュメンタリを入れたりしてテレビとインターネットで朝から放映されています。

パースの地元のテレビ局である7NEWSは3時間にわたり4.30am(AEST)から夜明けの儀式を中継しました。

以下の写真をクリックしていただければYoutubeのリンクでその様子をご覧いただけます。

 

家からの追悼

今年は規制がかかっている為に家の前の通りや、バルコニー、バックヤードなどから夜明けの朝6時から1分間の黙祷を行うよう数日前から呼びかけられていました

その際にグラスジャーにキャンドルを入れたり、携帯電話のトーチライトでうす暗い中を照らしながらの黙祷をしていた人もいます。

 キャンドル

 

パースのアーティストの方でゴミ入れに貼るシールをデザインして家から追悼の意を表す人もいました。いいアイデアですね!

Source: 7News

    

慰霊碑へバーチャルで訪問

現在オーストラリア国内には大から小まで全部で5743の慰霊碑あります。

 

Virtual War Memorial Australiaというサイトでは家に居ながら慰霊碑を訪れることができます。

またこのサイトでは戦争で亡くなった軍人の名前を検索して確認できたり、戦争で起こったこと、場所、墓地などの詳細を知ることができます。

Virtual War Memorial Australiaのホームページ

Soldier Onという団体のサイトでもバーチャルの追悼ができるようにビデオが誰でも見れるよう設定されています。

まとめ

ANSAC DAYは戦争で亡くなった軍人を惜しむと共に、これから二度と同じことを繰り返してはいけないという教訓を考えるために重要な日として毎年儀式等行われてきました。

 

2020年は第二次世界大戦が終わり今年で75年目となる年です。

しかしそんな節目となる年に今まで通りに行うことがないということ。

日本人の私でさえオーストラリアの歴史を知っていくといろいろな気づきがあります。

今回のことを通して感じたことは、当たり前のことが当たり前でなくなってきているということです。 去年まで今年も同じようにできるって思っていたことが突然できなくなってしまう。スーパーへ行って今まで簡単に手に入ったものが見つからない。

 そんなことがこれら沢山経験するようになってくるのかなと思いますが、後悔しないように今を生きる。究極これしかできませんよね。

今年のANZAC DAYを通して改めて思ったことでした。

 

因みにスーパーで見かけるANZAC Biscuit(アンザックビスケット)はこのANZACから来ているそうです。戦地へ行く人に常温でも大丈夫で長持ちする食べ物を持たせるために作られたそうです。

ANZACという名前はオーストラリア政府で法律のものと他の商品名には使用できないことになっています。オーストラリアのこのANZAC Biscuitには特別な思い入れがあるのが伺えますね。

 

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