最近はめっきり朝方が寒くなり、日が落ちるのも早くなって家族の冬服の確認をし始めました。
その日の気分で何を飲むか選んで少し寒くなってきた部屋で暖かく頂きながら、「あー冬は直ぐそこだわ~」なんて思いながら幸せな気分に浸ってる今日この頃o(* ̄▽ ̄*)o
さて、こんな季節の変わり目のちょうど今みずがめ座η流星群がオーストラリアで沢山みられるそうです。
みずがめ座η流星群とは? いつがベスト?
みずがめ座η流星群は地球から確認できる流星群の中でも最大規模の流星群の一つです。毎年4月から5月の初旬にみられます。
今年2020年は、5月5日の明け方頃がピークのようですが、前後1週間は見ることができそうです。今日でも沢山確認できるそうですよ。
南半球だと通常1時間に30-40個くらいの流星が確認できるそうですが、今年は記録に残るぐらい沢山の流星が見られるそうですよ。
- 時間は?
一般的には夜明けの1-2時間前が一番きれいに見えるそうです。住んでいるの地域の日の出の時間が知りたい場合は、Sunrise Sunset Calendarで確認できます。(その際にmoonriseと moonset のティックしてください。月の光はとても眩しいので月の出る/出ないは星が綺麗に見れる座標になります。)
パースから見る場合はPerth Hillsの方向である東をパース時間の午前1-4時の間にみるのがいいとされています。
パースの天体観測所Perth Observatoryは以下の様にアドバイスをしています。
「Perth Hill上空に1時45分頃に現れ始めるので、午前3時ごろに外へ出て15分ほど程目を(北と北西の間を見て)馴らすと良いです。流星群が良く見えるように公園や広いオープンスペースへ行くと良いですが、自宅の裏庭や前庭でもよく見えるでしょう。」
目を馴らしたら最低一時間は流星を確認してみましょう。
どこで見られる?
基本的に世界のどこでも見られますが、南半球では北半球より多く見ることができるそうです。
流星群は宇宙から地球へ放射状に向かってくるように見えるのですが、そのやってくる放射点(っといっても結構広範囲)がみずがめ座の「水瓶」上にあり、それがちょうど赤道上になります。

Source: EarthSky.com
赤道上だとどうなるかというと、流星が真東に輝いて夜中の1時40分頃に世界中で確認できます。
とすると世界中どこからでも同じようにみられると思われますが、実は違います。
理由は、南半球(5月に秋)には遅く日が昇り、北半球(5月に春)には早く日が昇るためです。日が遅く昇るということは夜明けまで時間があり、暗い中より多くの星が見えます。
また南半球は、流星群の放射点が夜明け前でも高く昇ることもあり、多くの星が確認できます。
北半球では一時間に10個くらいしか見れないそうなので、30-40個くらい見れるというのはすごいことなのですね。
オーストラリアはまさにみずがめ座η流星群をみるのに非常に適した土地ということですね。
どうやって見る?
一番楽にみる方法は地面に寝転がって上を見るのが良いそうです。寝転がると空が広く見ることができるし、首を曲げないので疲れることもありません。
また流星群は同じ方向から来ることになりますが、向かってくる放射点をじっと見るよりも、星が放つ光線が観れるように中心以外を見るのがおすすめです。
流星は時速 240,000 kmで地球の大気圏をかすってくるので、長い尾を引く光線が見れ、特に明け方が綺麗に見れるそうです。飛行機でさえ時速500kmくらいなので時速240,000 kmってちょっと想像がつかない速さですね。宇宙の神秘を感じます。

まとめ
毎年お目にかかれるみずがめ座η流星群ですが、今年は記録に残るくらいの沢山の流星が見られるそうです。
オーストラリアではよく流星を目にますが、このみずがめ座η流星群は特に多くきれいに見れるそうで楽しみですね。
今年のピークは5月5日ですが、その一週間前後では確認できるそうですので、万が一忘れてしまったり寝過ごしてしまった場合でも何日か余裕があるので安心してください。
また流星を見るのに特別な道具は必要ありませんが、できるだけ光が少なく広い場所で見ることをお勧めします。楽な姿勢で夜空を眺めながら流星を待つ時間も楽しんでしまいましょう。
外に出る際は朝方はかなり冷えるのででもし温かくして風邪をひかないように気を付けてくださいね。

コメント